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彼は「近く韓国に投資する考え」と話した。 理由を尋ねると、「韓国人があまりにも悲観的なため」という答えが返ってきた。 29日午後に会った香港科学技術大経済学科のデビッド・クック教授の言葉だ。
クック教授の説明は「韓国経済はそれほど悪くないが、政府と市場、投資家に自信がなく、経済をもっと難しくしている」ということだ。 「したがってこうした状況は外国人にとって投資のチャンスになる」と話した。
クック教授は「韓国経済の中長期的な展望は明るく、第2の通貨危機のようなものはないだろう」と断言した。 以下は一問一答。
--グローバル金融危機のため韓国経済が特に厳しい状況だ。
「韓国だけではなく、米国・ヨーロッパ・日本も同じだ。 ただ、韓国は輸出の割合が高く、他の国より外部の衝撃に影響を受けやすい面がある」
--株式市場と韓国ウォンが大きく揺れている。
「市場は経済的論理と非経済的論理、すなわち性向と感情によって動く。 経済論理で見ると、最近の韓国市場は非正常的だ。 97年の東アジア通貨危機以降、エマージング・マーケットの株式市場と通貨価値の相関関係について研究してきたが、結論は意外にも特に影響は受けないということだった。 にもかかわらず、この1カ月間、韓国では韓国ウォンと株価が同時に下がる現象を見せた。 私にはミステリーだ。 私が知っている経済理論では説明できない難しい現象だ。 これは、今の韓国市場は先入観と感情が支配しているということだ」
「韓国経済、決して悪くない…理由なき不安感を捨てるべき」(2)
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