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KB金融持ち株会社の株2%、三井住友銀行に売却

国民銀行は29日の理事会で、持ち株会社への転換過程で保有することになったKB金融持ち株会社の株20.66%のうち、最大2%を日本の三井住友銀行に売却することを議決した。株は来月から来年6月末にかけて4回にわけて分割売却される。

売却規模は712万7000株で、29日の終値(3万2000ウォン)ベースで2300億ウォン(約170億円)程度となる。これと関連し日本経済新聞は、「三井住友銀行が来年中に200億円を投じてKB金融持ち株会社の株を取得する計画だ」と報じた。国民銀行関係者は、「市場価格を反映して売却価格を決定する。価格に限度があるため株価が上がれば売却は2%に満たないことともある」と話している。

株式の売却が完了すると、三井住友銀行はINGグループ(5.06%)、国民年金基金(5.03%)、未来アセット資産運用委託分(2.07%)に次ぎ、KB金融の4番目の大株主となる。


国民銀行と三井住友銀行は1987年から業務提携を結んでいる。国民銀行関係者は、「株売却を契機に三井住友銀行との協力関係を広げることにした。今後韓国と日本、国際市場で多様な事業強化をともに模索していく」との考えを明らかにした。

三井住友銀行は2001年にさくら銀行と住友銀行が合併して誕生した。日本の銀行が韓国の銀行に出資するのは、2006年にみずほ銀行が新韓銀行に出資して以来、2番目のケースとなる。



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