ウォンの対円相場が過去最低に落ち込んだが、円建て融資は急増している。最近の円急騰はまた下落に転じるとの見通しによるものだが、円高が長期化すれば為替差損が発生する懸念もある。銀行業界が27日に明らかにしたところによると、国民・新韓・ウリィ・ハナ・中小企業の各銀行の円建て融資残高は23日現在で9289億円(約14兆ウォン)で、先月末より158億円増えた。
6月末からの3カ月間に増加傾向を示していた円建て融資は、先月に8億円減少したが、今月に入りまた増加に転じている。円建て融資が増加したのは、今月に入り急騰した円が下落すると期待した新規融資需要が流入したことによるものとみられる。また最近になりウォン建て融資の貸出金利が上がっており、金利が3%ほど低い円建て融資に需要が集まったことも理由だ。中小企業銀行の関係者は、「設備を日本から持ち込まねばならない企業の立場では、どうせ円建てで決済しなければならないだけに、どうせなら金利の低い円建てで融資を受けようとしている」と説明する。
6月末からの3カ月間に増加傾向を示していた円建て融資は、先月に8億円減少したが、今月に入りまた増加に転じている。円建て融資が増加したのは、今月に入り急騰した円が下落すると期待した新規融資需要が流入したことによるものとみられる。また最近になりウォン建て融資の貸出金利が上がっており、金利が3%ほど低い円建て融資に需要が集まったことも理由だ。中小企業銀行の関係者は、「設備を日本から持ち込まねばならない企業の立場では、どうせ円建てで決済しなければならないだけに、どうせなら金利の低い円建てで融資を受けようとしている」と説明する。
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