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日本プロ野球の読売ジャイアンツの李承燁(イ・スンヨプ、32)が3年ぶりに日本シリーズに進出し、2度目の優勝に挑む。セリーグ・クライマックスシリーズ第2ステージ(CS2)で中日ドラゴンスを退けた読売は、11月1日からパリーグチャンピオンの西武ライオンズと7戦4先勝の日本シリーズを行う。
読売は25日、東京ドームで行われたCS2第4戦で6-2で中日を降した。日本ポストシーズンの規定上、レギュラーシーズン優勝チームのアドバンテージで1勝からスタートした読売は、この日の勝利で3勝1敗1分けを記録、残りの試合に関係なく日本シリーズ進出を確定した。
CS2で5番・一塁で活躍した李承燁は、千葉ロッテマリーンズ所属だった05年以来3年ぶりにまた日本シリーズの舞台を踏むことになった。
李承燁は当時、阪神との日本シリーズ4試合で3試合連続ホームランを放ち、11打数6安打、3本塁打、6打点とチームの優勝に貢献した。李承燁は日本シリーズで活躍した後、06年に読売に移籍、今回が移籍後初めての日本シリーズ舞台となる。
昨年、左親指の手術後遺症で振るわなかった李承燁は、シーズン終盤にホームランを量産し、読売の逆転優勝に寄与した。李承燁は特に、中日とのCS2で17打数4安打2本塁打、4打点を記録し、中心打線としての役割を果たした。
李承燁は「チームが日本シリーズで優勝できるよう最善を尽くしたい。チームの勝利が最優先だ」と意気込みを表した。読売は北京オリンピックの準決勝・決勝戦で連続決勝ホームランを放った李承燁の勝負強さに期待をかけている。
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