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俳優ウォンビンが久しぶりの映画出演に格別な情熱を注いでいる。映画「母なる証明」(原題:MOTHER)(ポン・ジュノ監督)で4年ぶりにスクリーンに復帰したウォンビンは、不本意にも長くなったブランクを一日でも減らせるよう‘1分、1秒’を惜しむ気持ちで撮影に集中している。
先日、CMと映画の撮影日程が重なった際、オーストラリアから江原道三陟(カンウォンド・サムチョク)までノンストップで移動する闘志を見せた。モデルとして活動中のコーヒーブランドのCM撮影がオーストラリアだったため、殺人的な移動スケジュールを消化してブランクを最小化した。
普段から現場では静かなウォンビンだが、この1カ月間で俳優やスタッフとのコミュニケーションもはるかに円滑になっている。友人役で登場する後輩チン・グとの演技も息が合い、繊細なポン・ジュノ監督のディレクションにも適応している。
ウォンビンの知人は「軍除隊とリハビリで長いブランクがあったので、撮影に臨む意気込みは相当なものだ。言葉数は少なくても、配役に対する愛情とスケジュール管理からそういう気持ちが伝わってくる」と話した。
「母なる証明」はウォンビンのカムバック作であると同時に‘国民の母’キム・ヘジャが出演し、「グエムル」のポン・ジュノ監督がメガホンをとることで、早くから話題になっていた。撮影は来年初めに終わる予定。
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