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不況の陰で自殺者が急増

23日、主婦シン某さん(27、新林洞)が自ら命を絶った。小さな事業をしていたシンさんの夫は景気の低迷で不渡りを出した。「取り返す」として、消費者金融4000万ウォンを借りたが失敗した。シンさんは借金のために悩んでいたという。

9日、ソウル大隣近モーテルで首を吊って死んでいるのが発見されたK証券江南地域支店の職員ユ某さん(32)は、警察の調査結果、売ってくれという顧客の要請にもかかわらず投資をし、1800万ウォンの損害を出して悩んでいたものと明らかになった。

株式が暴落し、大きな損害を被った投資者たちの自殺も続いている。


25日午後9時10分ごろ、光州市に住むファン某さん(47)がマンションのトイレで首を吊って死亡した。ファンさんは終身保険とマンションを担保に融資を受け、3億7000万ウォンを株式に投資したが、株価暴落で大きな損害を被ったということだ。

25日午後3時ごろには釜山の登山路隣近に駐車していたキム某さん(66)の乗用車の中で、キムさんが死亡しているのが発見された。キムさんの家では夫人のイ某さん(60)が睡眠薬を飲んで自殺を図った。キムさん夫婦は昨年10月ごろ証券会社から1億ウォンの融資を受けるなど1億3000万ウォン株式投資をしたが、株価が暴落して投資額の大部分を失うと悲観していたということだ。

警察関係者は「経済沈滞が深刻になり、自殺者が増えている。普段からうつの症状のある人々が経済危機が近付くと耐えることができずに死を選ぶ事例が多い」と伝えた。



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