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進むウォン安ドル高で海外研修が急減

世界的な金融危機でウォン安ドル高が進む中、大田(テジョン)地域の大学生の長期・短期語学研修申請が急減するなど地域大学の海外研修計画に冷たい風が吹きはじめている。

大田大学(大田市東区)が26日に伝えたところによると、同校は毎年在学生を対象に進めてきた「校費支援の英語圏冬季語学研修」を今年は行わない方針を決めた。毎年約40人の学生を選抜して米国、豪州、英国などの姉妹学校に送り、語学研修を受けさせてきたが、最近ウォン安の影響で需要が減った上、校費支援も少なくない負担になるためだというのが学校側の説明だ。

海外バックパッカーの申請者も急減しており、先月から「海外テーマ旅行」の募集を開始した大田大は、急落するウォンを踏まえ、当初1チーム当たり200万ウォン(1等チーム)ずつ支援する予定だったのを250万ウォンに上方修正したが、現在まで15チームだけが申請した状態だ。今年の夏休みは35チームが志願した。


韓南大学(ハンナム、大田市大徳区梧井洞)など今月末から来月初めまで本格的に海外研修生の選抜を行う大学の心配はより一層大きい。韓南大は27日から「2009~2010年の校費及び交流留学生」として約100人を選抜する計画だが、景気低迷が長引いていることに加え、為替レートが現在より下落する場合、留学生の選抜がさらに厳しくなると予想している。

韓南大国際交流院の関係者は「最近受け付けた四国学院大の短期研修も、航空券料金が大幅に上昇したため、研修費を納める時点になれば途中で辞退する学生が多く出てくるものとみられる」と懸念した。



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