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麻生太郎首相が、連夜のような有名ホテルや高級飲食店での会合で、まな板に載せられた。
日本のメディアは、麻生首相が就任以降、1カ月にわたって毎晩のように店をはしごしていることについて「このままでいいのか」と問題視している。
世論まで湧くと、22日には記者団が麻生首相に直接尋ねた。記者は「一晩数万円もする高級飲食店やバーなどを飲み歩くのは庶民感覚からかけ離れているのでは」と問い詰めた。これに対して麻生首相は「庶民という言葉を繰り返すが、私が考えるには、そうした庶民が最も多い所がホテルだ」とし、記者に反論しはじめた。
すると記者は「(毎晩高級飲食店を出入りすることについて)批判があるという点をどう思うか」と攻めつづけた。麻生首相は「ホテルのバーっていうのは安全で安いところだという意識が僕にはある。たけど、例えば安いとこ行ったとしよう。周りに記者と警察官が集まり(オーナーから)営業妨害って言われたら何て答える?聞いてんだよ。答えろよ」と激しく反撃した。
これに記者は「政治献金や政党への支援金は高級な食事のために提供されたものではない」とし、継続して麻生首相を追及した。麻生首相は腹が立った表情を隠さず「幸い僕にはお金がある。僕のお金を支払って食べている」とし、記者団を無視したまま官邸から出てしまった。
日本のマスコミがここまで問い詰めたのは、麻生首相が就任から1カ月弱で見せてくれた「連夜の会合」のためだった。麻生首相はこれまで計32回にわたって高級ホテルのバーやレストランなどで夕食を取り、酒を飲んだ。麻生首相が主に通う所は最高級ホテルのホテルオークラや帝国ホテルなどだ。
業務が終われば即刻直行した後、2、3次会までに次から次へと場所を替えて飲み歩いた後、平均夜11時ごろ帰宅する。麻生首相とともに夕食を取った一部若手議員は「対話の99%が日常の雑談(馬鹿話)だ」と話した。そのため日本では「金融危機で多くの国民が厳しい状況にあるのに、首相が現実をあまりにも知らないのでは」と批判する声があがっている。
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