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金大中(キム・デジュン)元大統領は23日「国民が不信に思う経済官僚は入れ替えるべきだ。入れ替えなければ、いくら良いことを進めても国民が信じない」とし、姜万洙(カン・マンス)企画財政部長官の交代を遠まわしに求めた。
金元大統領が外交、統一問題以外の政治的な懸案に触れたのは異例のことだ。金元大統領は同夕、コメディアンの金美和(キム・ミファ)氏が司会を務める民放MBC(文化放送)ラジオの番組『世界は、そして我々は』の放送5周年特別対談で「経済を成功させるためには国民が支持しなければならない。そのためには国民が信じる人に経済官僚を務めさせるべきだ」と述べ、こうした認識を示した。
続いて「現在いろいろな省庁に散らばっている経済関連の機能を調整し、統轄を担当する副総理制度を再び導入しなければならない」と強調した。副総理制は、金元大統領が01年に復活させたが、現政権発足以来、政府組織法の改編により廃止された。
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