ガソリンスタンドで販売される軽油の価格が６カ月ぶりに１５００ウォン（約１１０円）台に落ちた。

韓国石油公社のガソリンスタンド総合情報システム（Ｏｐｉｎｅｔ）によると、２１日の全国ガソリンスタンドの軽油平均販売価格は１リットル当たり１５９８．８５ウォンと、前日比３．０６ウォン下落した。軽油の平均価格が１リットル当たり１５００ウォン台を記録したのは４月１７日（１５９４．５３ウォン）以来６カ月ぶり。

軽油価格は４月から急激に上がり、５月末から８月初めまでガソリンとほぼ同じ価格で推移した。しかし最近の国際原油価格の急落で軽油需要が減り、ガソリン以上のペースで値下がりしている。


ガソリン平均販売価格も１リットル当たり前日比０．９２ウォン値下がりした１６９６．２３ウォンを記録、５日連続で下落している。ソウル地域のガソリン価格は１リットル当たり１７７５．４１ウォンと、全国平均価格より７９．１８ウォン高かった。軽油価格も１６３８．９９ウォンと、全国平均に比べ４０．１４ウォン高い。

石油公社の関係者は「国内の石油製品価格も落ちるが、ウォン安が続いているため、国際原油価格に比べると落ち幅が小さくなるだろう」と話した。