歌手ピ（Ｒａｉｎ、２７、本名：チョン・ジフン）の第５集タイトル曲『Ｒａｉｎｉｓｍ』が２２日、ＭＢＣ（文化放送）の再審議を通過した。

ＭＢＣの広報審議局・審議評価部は２２日、「『Ｒａｉｎｉｓｍ』に出てくる歌詞の一部の内容が性行為を連想させるという指摘があったが、１５日、第１回目の審議と同様に通過させることに決定した。問題となっている歌詞の“マジックスティック（ｍａｇｉｃ ｓｔｉｃｋ）”がいろいろな意味に受け取れる比喩と隠喩を含んでおり、前後の文脈から性行為を連想させる可能性も考えられる。しかし、比喩は人によって解釈の仕方が変わることから、一方の意見を取り入れて禁止措置を取ってしまうと、創作や表現の自由が侵害されると判断し、このような決定を下した」と説明した。


『Ｒａｉｎｉｓｍ』の歌詞の中に出てくる「－－震える君の体の中を回っている俺のマジックスティック（ｍａｇｉｃ ｓｔｉｃｋ）、これ以上超えられない限界を感じたボディーシェーク（ｂｏｄｙ ｓｈａｋｅ）、メーク・イット・レイニズム・ザ・レイニズム　俺の体を感じた－－」という部分が男女の性行為を連想させるという指摘を受け、再審議の対象となっていた。

ピの所属会社であるＪＴＵＮＥエンターテイメント側は「マジックスティックはピがステージでマジックのパフォーマンスをする際のスティックを意味するだけで、ステージパフォーマンスを考え、わざわざピがこのように作詞した。このような意図が再審議で認められて幸いだ」と話している。一方、ＫＢＳ（韓国放送公社）は２３日午後に再審議を開き、『Ｒａｉｎｉｓｍ』が放送に適しているかどうか決める予定だ。