光州(クァンジュ)地裁刑事第12単独の李炳柱(イ・ビョンジュ)判事は22日、患者にX線検査の判読結果をきちんと説明せず、がん治療の時期を逃したとして全羅南道和順郡(チョンラナムド・ファスングン)総合病院の内科医キム某被告(36)に対し、業務上の過失致傷罪を適用、罰金300万ウォン(約22万円)を言い渡した。
李判事は「患者に肺がんと疑われるX線検査の判読結果を説明しなかったため、適切な治療を受けられる機会を逃した」と述べ、このような判決を下した。
医師のキム被告は06年6月30日、高熱と腹痛で病院を訪れたソ某さん(56、女)に血液検査と尿検査、X線検査に基づき「腸炎と肺結核などが疑われる」と説明した。この過程でキム被告は、X線検査を判読した医師から「ソさんは肺がんかもしれない」と言われたが、これを確認せず患者に通報もしなかった。
李判事は「患者に肺がんと疑われるX線検査の判読結果を説明しなかったため、適切な治療を受けられる機会を逃した」と述べ、このような判決を下した。
医師のキム被告は06年6月30日、高熱と腹痛で病院を訪れたソ某さん(56、女)に血液検査と尿検査、X線検査に基づき「腸炎と肺結核などが疑われる」と説明した。この過程でキム被告は、X線検査を判読した医師から「ソさんは肺がんかもしれない」と言われたが、これを確認せず患者に通報もしなかった。
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