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養子先と離縁の韓国人少女、新しい親のもとへ

オランダ外交官の家庭に養子として受け入れられた後、離縁となった韓国人少女が、香港に新しい家庭を見つけた。

香港政府社会福利署の関係者は、9歳の韓国人少女ジェイドが最近、香港の外国人家庭へ養子に行ったと19日、明らかにした。この関係者は「プライバシー保護のためにジェイドを養子として迎えた親の具体的な身分は公開できない」と付け加えた。

ジェイドは生後4カ月だった00年1月当時、韓国に勤務していたオランダ外交官の家庭に養子縁組された。しかしこの外交官は06年9月、香港駐在のオランダ領事館に勤め、ジェイドが家庭に適応できないなど問題が多いという理由で離縁した。ジェイドの養子縁組当時、この外交官の夫人は不妊状態だったが、その後治療を受けて2人の子を出産したという。


この外交官は「最初から養子縁組に問題が多かったし、文化的な差が大きかった」とし「妻は離縁を決めた後、後遺症に苦しみ、治療を受けるほどだった」と主張した。

ジェイドは2年間、香港社会福利署傘下の保育園で生活しながら現地の小学校に入学した。ジェイドは英語と広東語を話すが、韓国語は話せない。

一方、香港の養子縁組関連社会団体「Mother’s Choice」は18日、香港社会の養子縁組活性化と養子縁組家庭和合のために来月3週間、養子祭りを開催すると明らかにした。

この団体のデービッド・ユツ会長は「ジェイドの件をきっかけに養子縁組に対する関心を高め、養子の家庭生活適応のための各種情報を共有するために行事を計画した」と話した。



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