韓日サッカーのエースが英国の地で対決する。朴智星（パク・チソン、２７、マンチェスターユナイテッド）と中村俊輔（３０，セルティック）だ。韓日サッカーの自尊心の２人は２２日午前３時４５分（以下、日本時間)、オールドトラフォードで行われる０８－０９欧州サッカー連盟（ＵＥＦＡ）チャンピオンズリーグＥ組予選第３戦で激突する。

０５年夏に英国に進出した２人は韓国と日本を代表する‘アイコン’として注目を集めてきた。


朴智星はプレミアリーグ２回優勝とチャンピオンズリーグ１回優勝、カーリング杯１回優勝などマンＵの新たな全盛期を開くうえで自らの役割を果たしてきた。

一方の中村もスコットランドプレミアリーグ３度優勝、スコティッシュ杯とリーグ杯など計５回の優勝に貢献した。

０７年４月、ハマム・アジアサッカー連盟（ＡＦＣ）会長は「朴智星と中村はアジアサッカーの素晴らしい役割モデル」と称賛した。

マンＵとセルティックは２年前のチャンピオンズリーグでも対戦している。しかし朴智星は左足首靭帯の手術を受け、両選手の激突は実現しなかった。一方、中村は当時のマンＵ戦で二度もフリーキックゴールを決め、世界に名前を知らせた。

当時、英国紙が「マンＵのファーガソン監督が中村獲得を狙う」という記事を出すほど印象的なゴールだった。

ディフェンディングチャンピオンのマンＵはチャンピオンズリーグ１勝１分け（勝ち点４）で組１位である一方、セルティックは１分け１敗（勝ち点１）の３位にとどまっている。

朴智星と中村は似ているようだが、スタイルの面で違う。‘酸素タンク’と呼ばれる朴智星は絶えず走りながら相手のスキを狙う一方、‘左足の魔術師’と呼ばれる中村は完成されたキックを武器にするテクニシャンだ。

朴智星は中村との対戦について「（中村は）セルティックで重要な選手なので良いプレーを見せると考える。個人的な対決よりもチームの勝利が大切だ」とし、勝利を誓った。