政府としては当然、これを他山の石として注意を払うべきだったが、そうではなかった。今度は李相熹(イ・サンヒ)国防部長官だった。今月、米ワシントンで行われた第40回韓米安保協議会(SCM)の記者会見で、(金委員長が)面白がっているかもしれないから「金委員長の健康に行きすぎた関心を示してはならない」と述べた。また「そうした関心で、金委員長に悪いクセがつくかもしれない」と付け加えた。基本的に思慮深くない上、政府の論理と合わない発言だ。
「金委員長の重病説」について、韓国政府は国家情報院(国情院)が国会で確認している。それ以降は、まるでそばで見守っているかのように、金委員長の健康状態に関する情報を漏らした。しかし当時、米日中3カ国の政府は公式の確認を拒否したまま、極度に言及を控えた。韓国政府より内容を知らないからではなく、そうするのが情報管理と国家関係の基本だと判断したからだ。
「金委員長の重病説」について、韓国政府は国家情報院(国情院)が国会で確認している。それ以降は、まるでそばで見守っているかのように、金委員長の健康状態に関する情報を漏らした。しかし当時、米日中3カ国の政府は公式の確認を拒否したまま、極度に言及を控えた。韓国政府より内容を知らないからではなく、そうするのが情報管理と国家関係の基本だと判断したからだ。
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