国編のガイドラインのうち最も歓迎する部分は「民族史に対する自負心と愛情」を強調しなければならないという原則だ。これはすなわち子供たちに歴史を教えなければならない理由でもある。どの国でも歴史教育を通じて未来の市民たちに自国に対する自負心と愛情を育てることで社会統合を実現させようとする。こうした点で歴史教科書は、歴史学者たちの論文と違わなければならない。教科書は学者一人ひとりや特定学派の主張よりは広範囲な国民的合意と国家的志向点を盛り込むべきだ。
民族史に対する自負心と愛情は国家の伝統性に対する確信から出発する。そんな側面で見たとき、既存教科書の左偏向は明らかだ。大韓民国の伝統性に対する確信を伝えることができない。大韓民国の歴史に対する否定的な見方が支配的だ。誇らしい建国と立派な国家リーダー、民主化と近代化を実現させた自負心をきちんと際立たせることができない。一方、北朝鮮に対しては客観的な水準を超えて友好的な部分が多い。共産独裁社会に山積みの問題点をまともに指摘していないことで結果的に北朝鮮体制を高く評価している。
民族史に対する自負心と愛情は国家の伝統性に対する確信から出発する。そんな側面で見たとき、既存教科書の左偏向は明らかだ。大韓民国の伝統性に対する確信を伝えることができない。大韓民国の歴史に対する否定的な見方が支配的だ。誇らしい建国と立派な国家リーダー、民主化と近代化を実現させた自負心をきちんと際立たせることができない。一方、北朝鮮に対しては客観的な水準を超えて友好的な部分が多い。共産独裁社会に山積みの問題点をまともに指摘していないことで結果的に北朝鮮体制を高く評価している。
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