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ガラスを素材にした各種造形物を展示した韓国初のガラステーマパークが済州道(チェジュド)にオープンする。
済州(チェジュ)市は14日、翰京面(ハンギョンミョン)の3万6000平方メートルの敷地に130億ウォン(約10億円)を投資して造ったガラスの素材と先端建築技法が調和したテーマパーク「ガラスの城」を22日に開館すると明らかにした。ガラス芸術家により構成されたプロジェクトチームが3年間の準備期間と約1年間に及ぶ工事を経て竣工した施設だ。日本、オーストリアなどにはガラスをテーマにした博物館があるが、テーマパーク形式の観光施設は済州が初めてだ。
テーマパークには約250点の作品が配置されている6つのガラステーマ造形公園をはじめ、ガラス花壇、現代ガラス造形館、グラスハウスなどがある。テーマパークではガラス迷路やガラスボール(直径90センチ)、ガラスダイヤモンド(直径60センチ)、ガラスの石垣(高さ1.6メートル、長さ26メートル)を見ることができる。また人工湖内の島を結ぶガラス橋も見ものだ。
イタリア、チェコ、日本をはじめ、世界の有名な作家のガラス作品も鑑賞できる。
(株)済州ガラスの城のカン・シンボ代表は「ガラスを素材にした観光施設としては世界最大規模になるだろう」とし「世界のガラス文化史も見ることができるように計画し、済州の新しい体験学習空間としての役割を果たすだろう」と話している。
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