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ここは蚕室(チャムシル)のオリンピック主競技場。10日から、世界のさまざまなデザインが集結する「ソウル・デザインオリンピック」が開催中なのです!競技場内に入ると、ひときわ目を引く不思議な形をした銀色のドームを発見!一体何なのでしょう?
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「エー・ドーム」と名付けられたこの空間は、何とカンファレンス・ルーム!「デザインは空気だ」というデザイン五輪のテーマを代弁するかのように、全長97m、高さ27mという独特なつくりになっているんです。期間中、カンファレンスやセミナーはここで行われるそうですよ。
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デザイン五輪には、工芸品からIT機器に至るまで、さまざまなジャンルのデザイン作品が集結しています。こちらのフラワーデザイン展も盛況のようす。人の手によってより美しい形で調和された自然は、見ているだけで心が癒されます。
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アートマーケットや個人ブースが連なるエリアには、個性的なお店がいっぱい。証明写真ならぬ「証明似顔絵」を描いてくれる変わったデザイナーもいました。ちょっぴり写真館のようなセットが、どこか笑いを誘います。
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そもそも、実は会場自体が、廃プラスチックを装飾した「プラスチック・スタジアム」というアート作品でもあるんです!その奇抜なアイデアで開催前から話題を呼んでいたプロジェクト作品で、最終的に、ペットボトルなど廃プラスチックが、何と176万3360個もリサイクルされました。
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開始からたった3日で39万人も動員したという「ソウル・デザインオリンピック2008」。5千人からなるデザイナーたちの作品展示会や36ヶ国参加のデザイン公募展のほか、公演や体験イベントも盛りだくさんです。
平日の人入りはやや少なめですが、世界のグッドデザインをゆっくりと鑑賞できる良い機会と言えるでしょう。
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