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世界競泳のトレンドに定着した全身水着。しかし朴泰桓(パク・テファン、19、檀国大)には相変わらず合わない。
朴泰桓は12日、全羅南道(チョンラナムド)木浦(モクポ)室内水泳場で開かれた国体水泳男子一般部自由形50メートルに全身水着を着用して出場したが、効果は期待以下だった。 22秒73の大会記録で金メダル。しかし韓国記録の22秒55には達しなかった。 普段から感じていた肩の違和感は相変わらずだった。
朴泰桓は競技後、「短距離なので全身水着を試してみた。 まだ慣れない。 世界選手権大会と五輪まではまだ時間があるので、ゆっくりと適応していきたい」と語った。
競技を見守ったノ・ミンサン水泳代表チーム監督は残念そうな表情を浮かべた。 朴泰桓の場合、体型上浮力が大きく、全身水着はあまり助けにならない指摘もあるが、少しでも役に立てば0.01秒を争う競泳で競争力を高められるからだ。
朴泰桓は全身水着を着た場合、ストロークをする際、肩と首をつなぐ僧帽筋に違和感を感じるという。 全身水着は浮力とパワーを高めるために体にフィットするよう作られている。 適応のカギは筋力トレーニングにかかっている。 ノ監督は「肩の筋力をつければ解決できる。 筋力トレーニングをしながら適応度をチェックしていく考え」と付け加えた。
朴泰桓は2月、スポンサーのスピード社の「レーザーレーサー」を着用した。 違和感は消えなかったが、4月の東亜(トンア)水泳大会では全身水着で自由形200メートルと400メートルのアジア記録を作った。 しかし北京五輪までに適応できないと判断し、結局、五輪では従来の水着を着用した。
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