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雇用増加率、7年前の最悪水準に

昨年、鉱業、製造業の出荷額が10%増えたが、雇用はわずか1%増にとどまった。

雇用増加率は「米同時多発テロ事件」で世界経済が厳しくなった01年以来の最悪の水準となった。「雇用のない成長」が日増しに深刻化しているのだ。

統計庁が12日に発表した集計によると、昨年、鉱業、製造業の出荷額は989兆ウォン(約98兆円)だった。1年間で90兆ウォンが増え、1000兆ウォンに迫りつつあるのだ。付加価値は1年間7.4%増え、347兆ウォンに増加した。造船、機械、化学産業の躍進が特に目だった。


しかし鉱業、製造業の月平均従業者数は289万7000人と、前年に比べてわずか3万人が多いだけだった。出荷額が4.3%伸びた電子メーカーの雇用(39万6000人)が5.8%減った影響が大きい。携帯電話メーカーのパンテック&キュリテルとVKが構造再編を行った上、三星(サムスン)SDIがブラウン管の生産ラインをなくしたからだ。中国、東南アジア産の低価格製品のために苦戦中の繊維と革、製靴業の雇用も5%以上減った。



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