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ソン・スンホンが太っ腹な姿を誇示した。
MBCテレビ(文化放送)の月火ドラマ『エデンの東』( 脚本:ナ・ヨンスク、演出:キム・ジンマン)に出演中のソン・スンホンが、「質の良い作品を作るための制作費の充当が先。放送終了後に受け取りたい」として出演料を返納した。
『エデンの東』は、ソン・スンホン、ヨン・ジョンフン、イ・ダヘ、ハン・ジヘ、パク・ヘジン、イ・ヨンヒをはじめ、ユ・ドングン、イ・ミスク、チョ・ミンギらが出演。韓国版『オーシャンズ11』と言われるほど超豪華キャストを誇っている。特に2年余りに達する準備期間をはじめ、大規模な海外ロケなど、約250億ウォン(約20億3000万円)に達する制作費が投入される予定だ。
ソン・スンホンは、「最近はドラマ制作会社が急増する制作費などで苦しい状況だ。『エデンの東』は大作ドラマであり、それだけさらに苦しいだろう」とし、「自分の出演料はあとでもらってもよい。スタッフの人件費などドラマ制作費を先に充当し、ドラマ制作のシステムが問題なく回ることが先だ」と出演料を返納した理由を明らかにした。
出演料を返納したソン・スンホンに足並みをそろえ、主演クラスの出演者も出演料の50%減額を宣言し、ドラマ制作に力を吹き込んでいる。主演クラスの俳優は高いギャラをもらうトップスターたちだが、作品のためにみずから出演料を削減したのだ。
彼らは、「この作品は劇中での比重や出演料よりも、作品の完成度と作家と監督を信じて出演を決定した。『エデンの東』が多くの視聴者に愛されていることだけでもうれしい」と出演料削減の理由を話している。
『エデンの東』は連日25%以上の視聴率を記録しており、月火ドラマ最強の地位を独走している。
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