韓国は日本製部品・素材で輸出品を作る構造だ。そのためウォン安になっても輸入が増えるのだ。一方では韓国製消費財が価格の安い中国製に押され日本市場での立地が狭まっている。こうしたサンドイッチ状態を克服しようとするならどのようにすべきか。日本の技術者OBを迎え入れる企業、すき間市場であるオンラインショッピングモールを攻略する企業の例からヒントを得てみよう。
◆日本からの輸入を減らすなら=仁川にある油圧機器専門会社、コパック・エンジニアリングの工場。細い鉄の棒を機械に入れると加工段階を経て豆粒ほどの大きさの油圧バルブが出てくる。これはこの会社が作る油圧パワーパックに使われるコアパーツだ。1カ月に1億ウォン相当をすべて輸入していたが、最近独自開発に成功した。輸入価格の10分の1にもならない材料費で自社生産する。同社のキム・スング代表は、「油圧部品の開発ノウハウを持つ日本の技術者の指導で5カ月で開発した」と話す。70歳になる技術者OB、ナカムラヨシオさんが主人公だ。4月からこの工場に来て技術指導をしてきた。彼は「韓国は経験が豊富な技術者が日本よりはるかに不足している。特に溶接・熱処理のような分野が弱い」と指摘する。
◆日本からの輸入を減らすなら=仁川にある油圧機器専門会社、コパック・エンジニアリングの工場。細い鉄の棒を機械に入れると加工段階を経て豆粒ほどの大きさの油圧バルブが出てくる。これはこの会社が作る油圧パワーパックに使われるコアパーツだ。1カ月に1億ウォン相当をすべて輸入していたが、最近独自開発に成功した。輸入価格の10分の1にもならない材料費で自社生産する。同社のキム・スング代表は、「油圧部品の開発ノウハウを持つ日本の技術者の指導で5カ月で開発した」と話す。70歳になる技術者OB、ナカムラヨシオさんが主人公だ。4月からこの工場に来て技術指導をしてきた。彼は「韓国は経験が豊富な技術者が日本よりはるかに不足している。特に溶接・熱処理のような分野が弱い」と指摘する。
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