第13回釜山(プサン)国際映画祭が10日に閉幕式を迎える。10日夜、俳優チョ・ジェヒョンとイェ・ジウォンの司会で進行される閉幕式ではコンペ部門の「ニューカレンツ」部門受賞作を発表し、続いて閉幕作品『私は幸せです』(ユン・ジョンチャン監督)が上映される。
今年の映画祭は相対的に落ち着いた雰囲気の中で行われた。しかし映写ミスが相次ぎ、映画祭に汚点を残した。先週末の夜に野外上映された日本のアニメーション『スカイ ・クロラ』は発電機の故障により、52分ものあいだ上映が中断された。イ・ヨングァン共同執行委員長は「初めての発電機事故に加え、対処が遅れたことが大きな手落ちだった」と話した。映画祭側は払い戻しをし、追加上映を行うことにしている。ガーラ・プレゼンテーションで紹介される予定だった徐克(ツイ・ハーク)監督の新作『すべての女が悪いのではない』は中国政府の出品許可が下りず、上映が取り消された。
今年も釜山映画祭を訪れた観客の熱気に変化はなかった。週末までに販売された前売り券は昨年よりも約1万5000席が増え、約16万席と集計された。映画祭側は現場での販売を合わせると、最終観客数は昨年と同様の約20万人に達するものと見込んでいる。
一方、韓国映画沈滞の余波からアジアフィルムマーケットは相対的に閑散としていた。韓国映画12本の海外販売を含む約20本が取り引きされただけだった。今年、好興行成績を収めている韓国映画『良い奴、悪い奴、変な奴』(以下、『奴奴奴』)は今回のマーケットで香港やスウェーデンに追加で輸出の契約を結んだが、主な輸出市場である日本とは配給契約が行われなかった。しかし『奴奴奴』に出演したスターらが出席したオープントークや主要宿泊先のグランドホテル周辺で例年同様に多くの日本人観光客が見られた。
今年は300本以上の作品が上映され、歴代最多記録を更新した。イ・ヨングァン委員長は「今年は釜山で初めて上映される映画が多かったが、フィルムの需要・供給や字幕作業などを考慮すると、280~300本が適当な線」とし「安定した映画祭運営システムの構築を目標に努力していきたい」と話している。
今年の映画祭は相対的に落ち着いた雰囲気の中で行われた。しかし映写ミスが相次ぎ、映画祭に汚点を残した。先週末の夜に野外上映された日本のアニメーション『スカイ ・クロラ』は発電機の故障により、52分ものあいだ上映が中断された。イ・ヨングァン共同執行委員長は「初めての発電機事故に加え、対処が遅れたことが大きな手落ちだった」と話した。映画祭側は払い戻しをし、追加上映を行うことにしている。ガーラ・プレゼンテーションで紹介される予定だった徐克(ツイ・ハーク)監督の新作『すべての女が悪いのではない』は中国政府の出品許可が下りず、上映が取り消された。
今年も釜山映画祭を訪れた観客の熱気に変化はなかった。週末までに販売された前売り券は昨年よりも約1万5000席が増え、約16万席と集計された。映画祭側は現場での販売を合わせると、最終観客数は昨年と同様の約20万人に達するものと見込んでいる。
一方、韓国映画沈滞の余波からアジアフィルムマーケットは相対的に閑散としていた。韓国映画12本の海外販売を含む約20本が取り引きされただけだった。今年、好興行成績を収めている韓国映画『良い奴、悪い奴、変な奴』(以下、『奴奴奴』)は今回のマーケットで香港やスウェーデンに追加で輸出の契約を結んだが、主な輸出市場である日本とは配給契約が行われなかった。しかし『奴奴奴』に出演したスターらが出席したオープントークや主要宿泊先のグランドホテル周辺で例年同様に多くの日本人観光客が見られた。
今年は300本以上の作品が上映され、歴代最多記録を更新した。イ・ヨングァン委員長は「今年は釜山で初めて上映される映画が多かったが、フィルムの需要・供給や字幕作業などを考慮すると、280~300本が適当な線」とし「安定した映画祭運営システムの構築を目標に努力していきたい」と話している。
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