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李大統領「左派の理念葛藤は時代錯誤…誤った教科書を改正すべき」

李明博(イ・ミョンバク)大統領が8日、「飢えている北朝鮮同胞を援助しなければならないが、不正をもっともらしく装っている左派勢力が理念の葛藤を生んでいるのは時代錯誤的」とし「韓国で現実的にこのようなことが起きていることをはさまざまな事態において見ることができる」と話した。また李大統領は「暇さえあれば、国を分裂させて揺さぶろうとする勢力は誰のために行っているのか」とし「このような点で非常に残念に思う」と述べた。

李大統領はこの日、在郷軍人会の会長団および役員との昼食会で「10年ぶりに政権が変わったが、この(左派政権の)根幹は非常に深く形成されている」と話した。

李大統領は普段から理念問題に対しては公開的な発言を慎んできたが、この日は強い口調で訴えた。李大統領は「理念争いを起こす考えはないが、どのようにしてでも確固たるアイデンティティーを持ち、力を集結しなければならない」と話した。李大統領はまた「韓国は朝鮮戦争を通じ、自由民主主義が勝利したが、(北朝鮮の)社会民主主義はご飯も食べさせられずにいる」とし「某北朝鮮関連団体を調査してみると、(関係者が)拘束され「2年後だったら、統一されているだろうに…」という話をしていたが、韓国国民はこのような雰囲気に敏感ではなく心配だ」と指摘している。


李大統領は対北朝鮮問題と関連し「北朝鮮同胞にもう少し支援を行おうと考えている。与えるものは与えても、韓国が要求すべきことは要求していく関係にしなければならない」とし「多くの人が南北関係は硬直していると言っているが、硬直ではなく正常な関係にしていく必要がある」と強調した。また李大統領は教科書改正論議についても「政権が変わったから(教科書を)改正するのではなく、誤っている部分を改正すべきだ」と強調した。引き続き李大統領は「韓国が民主化や産業化に成功したにも関わらず批判的に記されており、北朝鮮の社会主義がむしろ正統性のあるように書かれている教科書が存在している」とし「ありえない事項が顕在化されているため、きちんと改正しておくべきだ」と明らかにした。





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