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直径2メートルの望遠鏡レンズを国産化

宇宙から地上の自動車のナンバープレートを識別できる水準となる、直径2メートル級の望遠鏡用レンズが国産化された。これにより韓国も地上観測衛星用カメラや、地上天体望遠鏡などに使われる大型レンズを独自に開発できるようになった。

韓国標準科学研究院宇宙工学研究団の李潤雨(イ・ユンウ)博士チームが8日、こうしたレンズを独自開発したと明らかにした。これに先立ち昨年9月には直径1メートル級のレンズ開発に成功している。多くの宇宙の秘密を解き明かすハッブル望遠鏡のレンズは直径2.4メートルだ。

直径2メートル、重さ600キログラムの天体望遠鏡用レンズを開発するには超精密加工技術の裏打ちがなくてはならない。材料の表面を磨き、その均一さの測定も数百回繰り返さなくてはならない。研究チームは自動加工装備を独自に開発し、表面のコーティング設備も加工装備とともに設置しこうした問題を解決した。


大型光学レンズは天体望遠鏡や観測衛星の必需品だ。先進国はこのようなレンズを戦略品目に分類し、外国にはあまり販売せず、技術移転も行っていない。李博士は「大型レンズの国産化で年間数百億ウォンの輸入代替効果があるだろう」と期待を示している。



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