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北朝鮮が発射したミサイルは…

北朝鮮が7日に発射したミサイルは、旧ソ連が1960年に開発した中距離艦対艦ミサイルのスティックスミサイル(射程距離46キロメートル)の改良型とみられる。北朝鮮はすでにこのスティックスミサイルを地対艦に改良したKN-01ミサイルの実験をしており、今回はこのKN-01ミサイルを空対艦(射程距離70キロメートル)に改造し、イリューシン28爆撃機から発射できるよう実験したものと分析される。

韓国海軍は海上哨戒機P-3Cから発射する射程距離140キロメートルのハープーンミサイルを保有している。北朝鮮の空対艦ミサイルは対空防御能力が弱い広開土大王(クァンゲトデワン)艦(KDX-Ⅰ)以下の韓国艦艇には相当な脅威になりうる。しかしイージス艦級の世宗大王(セジョンデワン)艦(KDX-Ⅲ級)や忠武公李舜臣(チュンムゴン・イスンシン)艦(KDX-Ⅱ級)と対するならば、韓国のSM-2艦対空ミサイルが北朝鮮のミサイルを迎撃できる。

一方、軍当局は、「北朝鮮が今回の実験を控え艦艇の通行制限を2日から15日まで行っていたことが把握された。近くもう一度同様の実験をするものとみられる」と伝えている。

<ニュース分析>北朝鮮、空対艦ミサイル発射はなぜ?

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