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知能指数(IQ)は検査用紙で試験を行って測定するのが普通だ。 しかし今後は磁気共鳴映像撮影装置(MRI)で撮影した映像でもIQが分かるようになった。
ソウル大生命科学部のイ・コンホ教授チームは7日、こうした「知能予測技術」を開発した、と明らかにした。 健康・疾患検診用のMRIを知能測定に活用する時代が来たのだ。 研究結果は米国神経科学会誌で発表される。
研究チームは225人の実験参加者の脳をMRIで撮影した後、その特徴を分析した。 脳構造とIQの関係を調べた。その結果、言語能力や知識水準が優秀であるほど左側の側頭葉の特定部位が厚くなるなど、左脳が知能と深い関係があることが分かった。 こうした脳構造に基づいてIQを測定した結果とIQ検査用紙で測定した結果が非常に似ていた。
イ教授は「この研究は脳の形態と知能の相関性を明らかにする資料として、また学習方法論の効果を検証する道具として活用できるだろう」と期待を表した。 しかしMRI撮影の費用が大きいため、IQ測定のためにMRIを利用するケースは多くないとみられる。
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