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“ポリフェッサー”ソウル大教授、講義ないのに給与支給

18代総選挙に出馬し“ポリフェッサー(Polifessor)”問題を起こしたソウル大学のキム・ヨンス教授が、今年の1学期間、講義をしていないにもかかわらず、給与を受けとっていたことがわかった。

ソウル大が7日、チェ・ジェソン民主党議員に提出した「月給現況」によると、キム教授は1月から6月まで毎月約450万ウォン(約33万円)を受け取った。

キム教授は今年の1学期、2科目を担当していた。しかし総選挙に出馬し、講義はしなかった。キム教授の講義はすべて時間講師に割て当てられた。


以後、キム教授をめぐり政治(Politics)に参加する教授(Professor)いわゆる“ポリフェッサー”問題が浮上した。

キム教授は育児休暇を届け出て選挙運動を始めた。これに対して学校側は「妥当ではない」と休職の届け出を受け入れなかった。しかし給与はそのまま支給された。休職状態ではないということが支給の理由だった。落選したキム教授は2学期に教壇に立った。

ソウル大は7月、懲戒委員会を開いて「講義など教授の義務を果たすことができなかった」と罰俸3カ月の懲戒処分を下した。しかし1学期の給与部分に関しては何もできなかった。

ソウル大関係者は「このような事例は初めてで、関連規定が用意されていない。休職処理にならない状況で給与を強制的に差し押さえる方法がない」と明らかにした。また「給与は仕方ないが、昇進審査時、講義しなかった点を反映させる」と話した。

チェ・ジェソン議員は「育児休職を受け入れないのが逆にキム教授に給与を支給した根拠になったことは理にかなっていない。時間講師に与えた給与部分をキム教授に要求するのが妥当だ」と指摘した。



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