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中国産乳加工食品10点からメラミン検出

食品医薬品安全庁は6日、中国産乳加工原料で作った428製品のうち402製品を回収して検査した結果、10製品からメラミンが検出されたと明らかにした。

食品医薬品安全庁食品管理課ソン・ムンギ課長は「検出されない212製品は販売を再開し、残り206製品は一部だけ回収されたか1件も回収されておらず、販売禁止を維持する」と伝えた。

食品医薬品安全庁が1日428製品と別にニュージーランド産牛乳のタンパク質である「ラクトフェリン」を検査した結果、9件中2件からメラミンが検出された。しかしこのラクトフェリンを原料として作った離乳食や粉ミルク、健康機能食品からはメラミンは検出されなかった。


食品医薬品安全庁はメラミン検出と関係なく輸入ラクトフェリン原料9件すべての流通を差し押え、廃棄することにした。

中国産キノコ、唐辛子、ニンジン、ブロッコリーなど野菜27件からもメラミンは検出されなかった。

一方、中国産乳加工原料が含有されているが食品医薬品安全庁が回収できなかった製品は売り切れたか取引記録がなく追跡が難しいとみられている。食品医薬品安全庁が民主党チョン・ヘスク議員に提出した資料によると、味付けイカは在来の市場や零細商が販売しており、購買先の確認は不可能だった。

クッキーやチョコレート製品はバレンタインデー、ホワイトデーを前後して大部分が売れ、製パンやコーヒーに使われるホイップクリームは、取引記録がないか誤ったケースもあった。

チョン議員は「現在のシステムでは食品事故が起こっても不良・危害食品を追跡、または全量回収することは不可能だ。輸入食品は取引記録を作成して提出することにするなど管理を強化する必要がある」と指摘している。



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