トップ俳優でありながら紆余曲折の人生を歩んできたチェ・ジンシルさん（４０）が、遺族・同僚・ファンの胸に深い悲しみを刻んで他界した。

２日に自宅で首をつって死亡しているのが見つかったチェ・ジンシルさんは、離婚などの試練を受けながらも再起してきたが、最近の‘サラ金怪談’による心的苦痛、孤独などに耐えられず自ら命を絶った。

チェ・ジンシルさんの告別式は４日午前、江南区逸院洞（カンナムグ・イルウォンドン）三星（サムスン）ソウル病院の葬儀場で、遺族や同僚芸能人の涙と哀悼の中で行われた。


この日午前７時３０分から葬儀場ではキリスト教式の告別式が開かれた。 告別式には遺族、所属事務所の関係者らが出席し、故人の最後の道を哀悼した。

イ・ヨンジャ、ホン・ジンギョン、オム・ジョンファ、チョン・ソンヒ、イ・ソラ、チェ・ファジョン、シネなど故人と親しかった友人は「先輩、行かないで」と叫びながら号泣し、元夫の趙成珉（チョ・ソンミン）、チョン・ジュノ、キム・ミンジョン、イ・キョンシルらも涙を流した。

チェ・ジンシルさんの遺骨は、普段から「納骨堂ではなく山にまいてほしい」と話していた故人の希望どおり、午後１時ごろ京畿道楊平郡両水里（キョンギド・ヤンピョングン・ヤンスリ）カプサン公園の最も高いところにある墓地に奉安された。

８８年から演技を始めた故人は、かわいくてはつらつとしたイメージでスターに浮上した後、２０年間にわたり‘国民妖精’として芸能界のトップを守ってきた。 故人はドラマ「嫉妬」「星に願いを」「バラ色の人生」、映画「私の愛、私の花嫁」「嫁さん殺し」「手紙」など、国民とともに笑って泣いた作品でこの世に残ることになった。