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クォン・サンウ、‘ミスキャスティング’懸念払拭できるか



クォン・サンウが次作に「私の愛、私のそばに」に決まった。この映画は「死んでもいい」「ユア・マイ・サンシャイン」「あいつの声」などで社会的反響を起こしたパク・ジンピョ監督の野心作であるうえ、ハ・ジウォンのキャスティングも決まり、期待を集めている。

問題は、シナリオを見た関係者がクォン・サンウのキャスティングに否定的な評価をしている点だ 「ミスキャスティング」と指摘する人もいる。 ビッグ3投資会社の関係者も「クォン・サンウは魅力的だが、必ず見たいものしか見ない最近の観客の期待を満足させられるかどうかは疑問」と首をかしげた。


理由はクォン・サンウのイメージと主人公のキャラクターが容易には重ならないからだ。 映画「マルチュク青春通り」をはじめ‘モムチャン’(美しい肉体)の代名詞に浮上したクォン・サンウが、ルー・ゲーリック病のため限られた人生を送る主人公をどう演じるかにかかっている、ということだ。 クォン・サンウもこうした懸念を勘案して「筋肉を落とす」と明らかにしているが、急な肉体改造でこうした憂慮を払拭できるかどうかも疑問だ。

これと関連し、ショーボックスの関係者は「映画界もやや意外なキャスティングという反応を見せている」とし「演技のスペクトラムを広めようとめようとするクォン・サンウと優秀な演出家パク・ジンピョ監督のシナジー効果がどれほど発揮されるかが期待される」と話した。

別の映画関係者は「意外なキャスティングがヒットを記録するケースもある」とし「慣れ親しみすぎたクォン・サンウのイメージが今回の作品を通じて拡張される機会になるかもしれない」と期待を表した。

「私の愛、私のそばに」は、クォン・サンウの加勢で日本上映も視野に入れることになった。 クォン・サンウは自身のギャラを減らす条件で日本版権を要求する一方、映画会社はこれにともなう収支計算をしている。



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