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警察へのわいろ、不法ゲーム場と風俗業者が1、2位占める

警察庁が先月29日、国会行政安全委員の権炅錫(クォン・キョンソク)ハンナラ党議員に提出した「わいろ授受司法処理現況」によると、2004年から現在にわたって警察官(119人)がわいろを受け取って司法処理されていた。わいろとして受け取っていた金額は計16億5150万ウォン(約1億4767万円)だった。

このうち、不法ゲーム場の事業主からわいろを受け取っていたケースが最も多く、24人(22%)の警察官が警察を辞めている。次いで、風俗業者から金を受け取った警察官22人(18.5%)が続いた。

金品を受け取る形態もさまざまだ。2004年にはマッサージサービス店に約7億2000万ウォン(約6426万円)を投資して営業持ち株の3分の1を買い入れた警察が摘発されている。この警察官は業者の利益を毎月精算して事業主と分け合う契約をしていた。あらかじめ取り締まり情報を知らせ、この代価として酒宴と金を与えられた。


盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代に増えた不法ゲーム場は不正警察官にとっては“獲物”だった。部下が不法な成人ゲームセンターを取り締まると、課長クラスの警察官がこれをやめさせた事例もあった。ゲームセンターの事業主はこの代価で警察幹部に2300万ウォン(約205万円)を与えていた。ゲーム機販売業者に7000万ウォン(約624万円)を貸して利子を受け取り、2550万ウォンを着服した警察官もいた。

権議員は「第一線で不法を取り締まるべき警察が不正に染まっていたら、国民は泥棒に家を任せた格好になってしまう。まずは警察組織の浄化が必要だ」と話している。





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