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1949年に創設された韓国空軍は、翌年の韓国戦争(1950~53年)の勃発まで、たった1機の戦闘機も保有できずにいた。
だが建軍60周年を迎える今、北東アジア最強の「F-15K」戦闘機などを備えた先端の戦力を誇るまでになった。さらに、いかなる航空機、艦艇も探知できる早期警戒管制機(AWACS 別名:Peace Eye)4機が早ければ2011年にも導入される予定だ。
F-15KがAWACSの支援を受ければ、レーダーの探知範囲外にある敵機にも空対空ミサイルを発射する能力を備えることになる。
空軍は宇宙航空の分野にも進出している。空軍は今年、宇宙専門の人材27人を選抜し「宇宙特技」を新設した。
1万3000メートルの上空まで飛行し、白頭山(ぺクトゥサン)地域までに及ぶ通信傍受と金剛山(クムガンサン)北部地域までの映像情報をも探知できる対北朝鮮偵察機「RC-800」を無重力の飛行体験訓練にも活用する予定だ。RC-800が急降下する際、機内が無重力の状態になる点を用いるのだ。
また、2015年まで▽電子光学による宇宙監視▽宇宙気象の予報・警報電波▽人工衛星レーザー位置の追跡システム--など宇宙戦力の基盤となるシステムを構築する計画だ。
<建軍60周年>空はF-15K、海はイージス艦が守る(2)
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