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‘フィギュアの妖精’金妍兒(キム・ヨナ、18、軍浦スリ高)が新しいショープログラムを発表した。
金妍兒のマネジメント社であるIBスポーツは30日、「金妍兒の今季の新しいショープログラムは、米国の女優兼歌手リンダ・エダーが02年に発表した曲‘ゴールド’に決まった」と明らかにした。
金妍兒は昨季のショープログラム「オンリー・ホープ」とともに2つのプログラムを準備し、今季ともに使用することにした。
IBスポーツ側は「ゴールド」の選定理由について、「シーズン最初の大会が迫る時点まで悩んだが、結局、振付師デビッド・ウィルソン氏の推薦曲を選ぶことになった」とし「ショートやフリーに比べて準備期間は短いだけに、振付師の意見を反映しながら曲の解釈における選手の負担をできるだけ減らそうとした」と話した。
金妍兒は「ゴールド」について「個人的に女性歌手の曲が好きだということもあるが、それよりも振付師のウィルソン氏がリンダ・エダーを好んでいるので、すでに2度も彼女の曲を使用することになった。 ゴールドはオンリー・ホープに比べてクライマックスがはっきりしていて、全体的に力のある感じがする。 オンリー・ホープは昨シーズンに見せたショープログラムのうち最も愛着がある曲なので、もう一度使うことにした」と明らかにした。
ウィルソン氏は「金妍兒の芸術的な感受性を最もよく表現できると同時に、ショープログラムにふさわしく観客が気楽に没入できる曲を選択しようとした」と説明した。
リンダ・エダーは昨シーズンの金妍兒のショープログラム「ワンス・アポン・ア・タイム」を歌った歌手で、国内フィギュアファンにもよく知られている。
これでショート(サンサーンスの交響詩「死の舞踏」)とフリー(リムスキー・コルサコフの「シェヘラザード」)に続いてショープログラムまでも決まり、10月23日に米エバレットで開かれるISUグランプリ1次大会「スケートアメリカ」を控え、シーズンプログラムの選定をすべて終えた。
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