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国内で乗用車を購入した人のうち、品質とサービスに満足している人は半分に満たないことがわかった。
韓国の自動車リサーチ会社、マーケティング・インサイトが上半期に国産車・輸入車を購入した5318人を対象に調査を行った結果、総合体感満足率は平均で46.3%だった。これは品質、サービス、営業の面で全般的に「満足」と回答した割合だ。
国産車の場合、2005年以降、全ブランドで満足率が落ちている。同社のチン・ヨンフン理事は「輸入車が増えたことで輸入車業界のサービスやマーケティングが口コミで広まり、それだけ国産車に対する消費者の期待も膨らんでいるためではないか」と分析している。国産車と違い、輸入車の満足率は昨年より小幅上昇している。輸入車の満足率は64.4%で、業界全体の平均だけでなく、満足度で国産車トップのルノー三星(サムスン)自動車よりも高かった。
期待が膨らむのに対し、品質は改善されていなければ、満足度は下がる。初期品質調査では、新車100台当たりの故障・問題発生件数は前年より6件多い180件となった。輸入車の場合100台当たり116件程度で、国産車ブランドよりも故障が少なかった。
今回の調査では双竜(サンヨン)自動車はインテリアと電気装置、起亜(キア)自動車は騒音とハンドルの問題点が多いことが示された。24モデルを比較した結果、初期品質問題点が最も少ないモデルは現代(ヒョンデ)自動車の「ジェネシス」(100台当たり91件)だった。
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