チョン・ソンヒが夫のアン･ジェファンさんの死について持たれている疑いを明らかにするために警察署に出頭した。チョン・ソンヒは２９日午後７時１０分、ソウル蘆原（ノウォン）警察署に参考人として出頭し、アン･ジェファンさんの遺族によって提起された疑いに対する調査を受けた。アン･ジェファンさんの姉が提起した拉致、他殺、海外療養説をはじめ、アン･ジェファンさんの債権者に関連した債務関係、そしてアン･ジェファンさんと最後に会った２１日と電話で通話した２２日の行動について約５時間にわたり詳しく述べた。

蘆原警察署の関係者は「チョン・ソンヒは提起された疑いに対する調査に応じた。アン･ジェファンさんの姉が“チョン・ソンヒが焼香場でジェファンさんと一緒に拉致され、自分だけ釈放されたと言っていた”と主張したことに対し、チョン・ソンヒは“このような話はしていない”と強く否認した。海外療養説についても“周囲の人が海外での療養を勧めてくれたが、まだ海外での療養を考えてはない”と話していた」と明らかにした。


チョン・ソンヒはアン･ジェファンさんと最後に接したのは朝食時で「朝食にお粥を食べて家を出た」と言うなど、今月初旬に行われた警察の調査と一貫していたという。蘆原警察署の関係者は「チョン・ソンヒはいまだに健康が回復していない状態。調査中に泣き崩れ、予想していたよりも調査が長引いた」と話している。