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政府、中国大使呼んで「海洋警察官死亡事件」を抗議

政府は29日、違法操業中だった中国漁船を取り締まろうとした海洋警察官を乗組員が殺害した事件に関連し、寧賦魁駐韓中国大使を外交通商部(外交部)に呼んで公式に抗議した。

外交部当局者は「外交部の趙泰永(チョ・テヨン)北東アジア局長が同午後、寧大使を呼んで中国漁船の乗組員が、正当な公権力を行使した海洋警察官に暴力を振るい、1人が死亡、1人が負傷した事件について遺憾の意を表明した」と述べた。

外交部当局者によると、寧大使は「中国政府を代表して深い遺憾の意を表し、中国も同問題を重要に受けとめている」とした上で「違法操業を行わないよう徹底的に教育する」と約束した。また寧大使は同日、光州(クァンジュ)領事事務所の首席領事を故パク・キョンジョ警尉(警部補に相当)の喪家に送って弔意を示すとし、この弔問は中国政府を代表して行ったものだと説明したという。


一方、木浦(モクポ)海洋警察署はこの日、違法操業を行う中国漁船を取り締まろうとしたパク警尉(48)を死亡させた疑いで、中国漁船の乗組員ら11人全員を逮捕した。中国船籍(17トン級、流し網漁船)の河新権船長(36)をはじめとする乗組員らには、特殊公務執行妨害致死と排他的経済水域(EEZ)法違反の疑いがもたれている。



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