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朴主永(パク・ジュヨン、23、ASモナコ)が注目の的になっている。 モナコ王室の招待を受けたほか、インタビューの要請や車を提供するというオファーが殺到している。
モナコ公国の王子でありASモナコ球団のオーナーであるアルベール2世が朴主永を自分の邸宅に招待した。 移籍を斡旋したモナコ現地エージェントと韓国エージェント(イ・ドンヨプ・テンプラススポーツ代表)も一緒にだ。 アルベール2世が選手を邸宅に招待するのは異例だ。
イ代表は「ロリアン戦の後、招待するという言葉を聞いた」と話した。 訪問日は朴主永の韓国代表チーム日程のため確定していない。 イ代表は「現在では10月末が有力。 朴主永も王子の家がどういうものか関心を見せている」と伝えた。
現地メディアからのインタビュー要請も絶えない。 これまで静かだったASモナコの練習場にはフランス通信社AFPなどが常駐するほどだ。
朴主永は28日(日本時間)、モナコ市内の日本料理店で現地サッカー専門誌「コート・スポルト・モナコ」と3時間ほどのインタビューを行った。 夕食を兼ねたインタビューに編集長が参加した。
編集長は「仮に北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長と5分間対話をするとなれば、どういう話をするか」という質問もした。 しばらく当惑した表情を見せた朴主永は「万一会えることになれば‘統一しよう’と話す。 しかし自分の話は聞いてもらえそうにないので期待はしない」と答えた。
相次ぐインタビュー要請でモナコのガドゥ広報担当も忙しくなっている。 18年間にわたり球団広報を担当しているているガドゥ氏は「忙しい日程の中でインタビューの約束をするのは非常に難しい。 ‘コート・スポルト・モナコ’とのインタビュー以降は、朴主永が休養の時間を確保できるよう長いインタビューには応じない計画」と話した。 ガドゥ氏は「モナコ球団でアジア出身選手は初めてなので、球団内外からの関心が大きい」と伝えた。
関心が集中する中、朴主永を通した広報効果を狙った車提供オファーも相次いでいる。 モナコでは毎年5月にフォーミュラ1(F1)が開催される。 市内のあちこちには世界最高自動車ブランドの売り場が並び、街中でもこうした車をよく見かける。 これら業者がモナコのFW朴主永の後援を希望しているのだ。
イ代表は「いろいろな要請の中から朴主永本人が望むものに決める」と話した。 モナコ現地の運転免許がない朴主永はイ代表が運転するベンツSUVに乗っている。
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