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黄長?氏に脅迫小包送った30代を検挙

北朝鮮の朝鮮労働党秘書を務め1997年に韓国に亡命した黄長燁(ファン・ジャンヨプ)氏に殺害を脅迫する小包を送りつけた30代の男が警察に検挙された。

ソウル警察庁保安2課は28日、2006年12月21日に黄氏に脅迫の小包を送った容疑で34歳無職の男の身柄を確保し取り調べていると明らかにした。

警察によると男は、‘自由北朝鮮放送会長黄長燁氏’宛てに、赤い塗料が塗られた黄氏の写真と手斧、脅迫文などが入った小包を送った容疑がもたれている。警察によると脅迫文には「黄長燁、ごみのようなその口を閉じろ」「わが民族は強力な軍事力と団結力で米国を震え上がらせる」などの内容が書かれていた。


国家情報院・警察など捜査当局による捜査の結果、男はある大学の単科大学の学生会長出身で、国家保安法違反の前歴があるという。男は軍服務を終えていない上、住民登録も抹消されていることがわかった。

男は‘民主社会のための弁護士会’所属の弁護士や父母らと接見したが、黙秘権を行使しており、食事も拒否していると捜査関係者が伝えた。警察はしかし、男が小包を送ったという容疑を立証する証拠を確保しているだけに、29日に拘束令状を申請する予定だと説明している。捜査当局は黄氏を実際に殺害しようという試みがあったのかについて取り調べている。捜査当局関係者は「男が単純に脅迫の小包だけを送ったと見るのは困難な状況証拠があり、捜査を拡大して背後関係も調べている」と話している。



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