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米軍10大任務の韓国軍移譲、30日に完了

 事故にあった韓米空軍操縦士の救助など、これまで在韓米軍が担当していた10大主要軍事任務がすべて韓国軍に移譲される。

合同参謀本部は25日、「昼・夜間の操縦士探索救助任務が30日に韓国軍に移譲されることで、10大軍事任務の転換が完了する」と明らかにした。 金泰栄(キム・テヨン)合同参謀議長とウォルター・シャープ在韓米軍司令官はこの日午後、ソウル竜山(ヨンサン)合同参謀本部で任務転換確認書に署名した。

これまで韓半島上や海域で韓米側の軍操縦士が航空機の墜落などで遭難した場合、在韓米軍側が探索・救出作戦を担当してきた。 しかし韓国空軍が米軍レベルの救助能力を備えたことで、この任務を引き受けることになった。 合同参謀の関係者は「現代戦争の核心の一つである最高レベルの空軍戦力維持には操縦士の安全と生存率の確保が必須」と述べた。


10大軍事任務の転換は03年から韓米間で論議され、翌年10月に板門店(パンムンジョム)共同警備区域(JSA)の警備任務を韓国軍が担当してから本格的に推進された。

05年10月には対火力戦遂行本部の指揮と統制が韓国側に移譲された。 北朝鮮軍が軍事分界線(MDL)付近に配置した1000門の長距離ミサイルで奇襲攻撃をかけてくる場合、これを直ちに探知して無力化する作戦だ。



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