検査が終わるまで、どれだけ多くの製品から追加でメラミンが検出されるものか分からない。メラミンが混入した粉ミルクを飲んで死亡する事件が初めて報じられた11日までは、当局は「問題となった粉ミルクが韓国内には輸入されていない」という言葉を繰り返すだけだった。その後、乳製品を使った加工食品の安全性を指摘する声が殺到すると、17日になって検査に着手、製品からメラミンが検出された後、慌てて輸入禁止措置を取ったのだ。食薬庁は「今後輸入されるすべての中国産製品に対し、輸入段階の検査を強化、商品として不適当の食品の輸入は遮断する」と明らかにした。
国民は呆れるだけである。この数年間、中国産食品の安全事故が頻発する間にいったい何をしていて、今になって検査を強化するというのか。今回の事態について、食品の安全管理を分担している農林水産食品部(農林部)と食薬庁が互いに責任を転嫁し、のろまな対応となった側面はなかったものかも問いたい。現在、食肉と乳製品などは農林部が、そのほかの加工食品は食薬庁が、それぞれ担当省庁となっている。メラミンが混入した粉ミルクは農林部、その粉ミルクが入っている菓子類は食薬庁が担当なのだ。
国民は呆れるだけである。この数年間、中国産食品の安全事故が頻発する間にいったい何をしていて、今になって検査を強化するというのか。今回の事態について、食品の安全管理を分担している農林水産食品部(農林部)と食薬庁が互いに責任を転嫁し、のろまな対応となった側面はなかったものかも問いたい。現在、食肉と乳製品などは農林部が、そのほかの加工食品は食薬庁が、それぞれ担当省庁となっている。メラミンが混入した粉ミルクは農林部、その粉ミルクが入っている菓子類は食薬庁が担当なのだ。
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