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チョ・スンウ「100%ライブ公演、NGはなかった」



「ゴーゴー70」は映画である前に一つのコンサートのようだった。 リ―ドボーカルのチョ・スンウが率いる「デビルズ」のロックパワーと、シン・ミナの魅力が引き立つ女性ダンスグループ「ワイルドキャッツ」の幻想的な組み合わせ。 暗い劇場内は、ロックグループの公演が行われる弘益(ホンイク)大付近のクラブのような雰囲気だった。

ラニングタイムの118分間、終始、歌が流れた。 なんと17曲。 このうち主人公サンギュ(チョ・スンウ)が歌った曲は10曲だった。 1曲3分としても30分間のコンサート。


ミュージカルとスクリーンを行き来するスターのチョ・スンウは映画の中でも輝いていた。 歌の実力はもちろん、それ以外のことも自由自在にこなした。 ポップソングも民謡も、できないものはなかった。

「演技をするうえで特に負担はない。 これはこうするというプランもなかった。 ただバンドの同僚俳優と監督、スタッフを信じて公演した。 映画で見る公演は100%ライブ。 NGもなかった」

チョ・スンウとデビルズの公演場面では、いつも10台ほどのカメラが設置された。 カメラの位置を変えながら同じ場面を区切って撮影することはなかった。 テレビ放送でコンサートを中継するように、チョ・スンウは最初から最後まで公演し、カメラはチョ・スンウを追った。

2006年のヒット作「いかさま師」で初めて学んだ花札でも信じられないような技を見せたチョ・スンウは、今回も初めて接するギターに抜群の集中力を見せた。 ハードな練習をこなし、バンドを組んでも遜色ないレベルに演奏の実力を高めた。 今ではギターの魅力にはまっているという。

「ウィルソン・ピケットの‘ムスタング・サリー’やアイク&ティナ・ターナーの‘プラウド・メアリー’は、音楽監督が推薦してくれたサンプリングの中から自分が選んだ曲。 歌を歌い、演奏しながら、当時のニュージシャンの素晴らしさを初めて知った」

80年代生まれの28歳の俳優チョ・スンウ。 しかし彼は古いレコードジャケットの中のアーティストのように70年代に完全に溶け込んでいた。





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