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不況で臨時雇用が急減



臨時雇用や日雇い職の数が減った。

統計庁が23日に発表したところによると、先月、臨時雇用は497万人と、前年同期(504万4000人)に比べ7万4000人減少した。月別に考えて、3年前の05年8月(487万9000人)以降、最も少ない。


統計庁当局者は「景気が悪く、企業など雇い主が臨時雇用の従業員を解雇したものとみられる」という見方を示した。臨時雇用は契約期間が1カ月~1年の場合だ。

今年7月から非正規職保護法を適用する対象を従業員100~299人の事業場に拡大したのも、臨時雇用の数が減った原因となった。

非正規職保護法が適用されれば、2年以上働いた非正規職員も正規職員に転換しなければならない。しかし、景気が悪化したのを受け、正規職員への転換に先立ち、臨時雇用の従業員を解雇する企業が多くなっているのだ。

今年8月には1カ月間、臨時雇用が19万3000人も減った。これにより来年7月から非正規職保護法を100人未満の事業場にまで適用すれば、臨時雇用の労働者数はさらに減るだろうという見方が出ている。主に建設の現場などで働く日雇い職も減った。先月の日雇い労働者数は202万7000人と、07年2月(201万5000人)以来最低となった。



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