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サラリーマンの間に急速に広まっている‘自転車通勤’のトレンドに李明博(イ・ミョンバク)大統領が合流した。
李大統領は22日、大統領官邸から執務室がある青瓦台(チョンワデ、大統領府)まで自転車に乗って出勤した。所要時間は3~4分程度だった。この日世界40カ国で同時に行われた‘ノーカーデー’に参加するためという趣旨だったが、李大統領の自転車出勤はこの1回のイベントでは終わらないようだ。李大統領が最近、側近らに「これから自転車で通勤をしたい」と述べていたことがわかったためだ。
また少し前には首席秘書官会議で「地方自治体は自動車道路を多少減らしてでも自転車道路を活性化するのがよい」と言及していたと青瓦台関係者が伝えている。同関係者は「李大統領は本人も強調している低炭素グリーン成長の趣旨と自転車利用運動が一致するという考えを持っている」と話す。
実際に李大統領の官邸に最近、自転車が登場した。自転車利用に関心を持ってきた李大統領が1カ月ほど前に購入を指示したという。青瓦台は李大統領本人と金潤玉(キム・ユンオク)夫人、そして来客や子女らのための予備も合わせ、3台の自転車を購入した。李大統領はそれ以来、時間ができるたびに夫人とともに自転車を楽しみ、特に休日だった21日には夫人とともに40分余りにわたって青瓦台の構内をあちこち自転車で回ったという。
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執務室まで自転車で出勤した李大統領は、その後イベント会場まで移動する過程では普段使っている専用車ではなく、側近らとともに9人乗りミニバンに乗って移動した。
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