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歌手キム・ジャンフンが「独島(トクト、日本名・竹島)は朝鮮(チョソン、1392~1910年)の領土だ」と明記された日本の古地図を購入し、博物館に寄贈する。
キム・ジャンフンは最近、美術品専門の競売会社「アイ・オークション」を通じて、「新訂地球万国方図」と「三国接壌之図」の2枚を総額650万ウォン(約61万円)で購入した。
「新訂地球万国方図」は江戸時代の1854年に制作された木版の世界地図で、同地図では東海(トンへ、日本名・日本海)が朝鮮領海になっている。また「三国接壌之図」も1785年経世論家の林子平氏が描いた地図で、各国を色違いで表記し、朝鮮は緑、日本は黄色にそれぞれ区分している。
独島と鬱陵島(ウルルンド)は正確に朝鮮を示す色の緑で塗られていて、朝鮮領土であることを示している。この地図が「アイ・オークション」の競売にかけられるという情報を耳にしたキム・ジャンフンは直接「アイ・オークション」側に購入意向を伝え、これまで独島キャンペーンに率先してきたキム・ジャンフンの意見に接した「アイ・オークション」のコン・チャンギュ代表が地図の購入意向を受け入れた。
正式に競売にかける場合、より高い金額の落札も考えられるが、コン代表はキム・ジャンフンに地図を渡す際、通常の競売で課す取引手数料を一切受け取らなかったという。
キム・ジャンフンは「独島が韓国領土だというのをこれらの地図が明確に語ってくれると信じている。もっと独島の守護に努めなければならないと考えており、独島を守る運動に全国民が関心を持ち続けてほしい。この地図は博物館に寄贈する予定だ」と伝えた。
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