李明博（イ・ミョンバク）大統領と野党民主党の丁世均（チョン・セギュン）代表が２５日、青瓦台（チョンワデ、大統領府）で昼食を兼ねた会談を行う。

民主党の崔宰誠（チェ・ジェソン）スポークスマンは１９日「丁代表が、青瓦台が提案した会談を受け入れた」と述べた。

同会談は、与党ハンナラ党の朴ヒ太（パク・ヒテ）代表が同日、青瓦台で李大統領と会見し「通常国会を控えているだけに、野党の役員との対話を活性化するのが良さそうだ」と提案、李大統領がこれを受け入れて実現したものだ。


李大統領が最大野党代表との会見に臨むのは、今年５月２０日に民主党の前身、統合民主党の孫鶴圭（ソン・ハッキュ）代表との会談以来、４カ月ぶりとなる。

会談では、米国の金融危機とこれによる経済危機を克服する案を中心に話し合うとみられる。これまで民主党が求めてきた姜万洙（カン・マンス）企画財政部長官と魚清秀（オ・チョンス）警察庁長への更迭問題も取りあげられるものとみられる。