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市民36%「1年に1冊も本を読まない」/読書調査ソウル

ソウル市民の3人に1人は1年間に本を1冊も読んでいないという調査結果が出た。

ソウル市が昨年15歳以上の市民4万8000人を対象に「過去1年間、教養書物、雑誌、マンガ、業務関連書籍などを問わず本を1冊以上読んだか」という質問に「読んだ」と答えた人は63.9%、「読んでいない」と答えた人は36.1%だったと明らかになった。この調査結果は18日「e-ソウル統計」ウェブジン13号に発表された。

調査では年をとるほど本から遠ざかっていることもわかった。1年間に1冊も本を読まない割合が10対14.2%だったが、年齢帯が高くなるほどこの割合が高くなり、50代は半分程度が、60歳以上は71%が本を読まなかったと回答した。


書籍種類別では教養書物(小説、歴史、芸術、宗教、哲学など)を読むという市民(54.5%)が最も多く、雑誌類、業務関連書籍、マンガの順だった。この1年間で教養書物を全く読まなかったと回答した人は、全年齢で半分近くになった。特に10代の青少年のうち25.1%は教養書物を1冊も読まなかった。

本を読んで余暇時間を過ごすという市民も6.0%にすぎなかった。その代わり「ラジオを聞く、テレビやDVDを視聴する」(31.3%)と答えた人が最も多かった。インターネット・ゲーム(14.0%)、睡眠・休息(10.7%)、宗教活動(9.2%)が続いた。

マンガ本は10代の青少年を中心に多く読まれていることがわかった。「この1年の間でマンガ本を1冊以上読んだ」と回答した10代の青少年は男性46.1%、女性41.8%で、20代もマンガ本を読む人は男性(26.7%)の方が女性(18.3%)より多かった。女性は男性より雑誌を相対的に多く読んでいた。



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