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航空機の騒音で国に369億ウォン賠償命令

航空機騒音被害賠償訴訟を起こした大邱市東区(テグシ・ドング)の住民に369億ウォン(約35億円)を賠償すべき、という判決が出てきた。

大邱戦闘機騒音被害補償運動本部によると、ソウル中央地裁は17日、東区の大邱空港周辺住民2万9996人が起こした騒音被害賠償請求訴訟で、国に対し369億ウォンの支払いを命じた。

ソウル地裁は判決文で「大邱空港が設置された後、周辺住民である原告が航空機の騒音で身体的、精神的被害を受けた点が認められる」と明らかにした。


ソウル地裁は、「騒音の被害があることを知りながらも東区に移住した」という国の主張に対し、「航空機の騒音に露出される地域であることが広く知られていたと見なせる証拠はない」とし、これを受け入れなかった。

ソウル地裁は騒音による賠償金を1人当たり月2万-6万ウォンで算定、訴訟を起こした人は一人当たり平均180万ウォンを受けることになる。

大邱東区住民15万人は04年末以降、騒音被害賠償訴訟を起こし、現在訴訟が進行している。



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