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ソウルの景観損なう建物の建設認めない(2)

 誘導指針は▽建物を新築する場合、周辺ビルの高さと規模を過度に超過するのを禁止する▽周辺ビルとともに建物前に開放された空間を設定する▽駐車場は路地(裏面道路)に設置する▽建物に進入する部分にある急傾斜の階段をなくす▽エアコン室外機など屋上の設備が見えないように処理する▽立体的かつ適切なバランスの取れた建物のデザインを適用する--の6つだ。

ソウル市は来月に市議会で意見を聴取した後、年末まで具体的な内容を確定する計画だ。来年から1~2年間は実験的な施行期間として運営される。整えられていない照明を再整備するための夜間景観計画も同時に施行される。

市は光が空に広がらず道路の方向にのみ向けられる「カットオフ(Cut-Off)」方式の街路灯を採用するとしている。光を放つ広告物は原色の使用を禁止し、明るさの基準も作り適用する。市内を都心、副都心、一般地域、自然景観地域、漢江(ハンガン)の5地域に区分し、それぞれに適した照明ガイドラインを採用することにしている。


ソウル市のユン・ヒョクギョン都市景観担当官は「周辺の環境と調和する建物を建てるよう誘導し、市内の山が視野によく入るようにするとともに、漢江の景観を生かせるよう照明を体系化することによって、ソウルの品格を高めることができるものと期待している」と話した。



ソウルの景観損なう建物の建設認めない(1)

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