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ソウルの景観損なう建物の建設認めない(1)

来年からソウルで、周辺の景観と調和しない建物を建設するのが難しくなる。

また夜間の照明と広告物の色、明るさもガイドラインをもとに規制される予定だ。

ソウル市は16日、こうした内容を盛り込んだ「基本景観及び夜間景観計画」を作り、来年から施行すると発表した。


基本景観計画によると、必ず保全が必要とされる景観要素がある区域は「基本管理区域」に指定され、うち主要地域は「重点管理区域」に定められる。基本管理区域は▽都心の4大門の内側▽内四山(ソウルを構成する4つの山。北岳、仁王、南山、駱山)の周辺▽漢江(ハンガン)沿いの付近--などに指定される予定だ。

同地域では今後建物を建てる場合、視野を混乱させる透明な素材、反射または発光性の素材などを使いにくくなる。重点管理区域には▽世宗路(セジョンノ)、明洞(ミョンドン)、南大門(ナムデムン)市場▽北漢山(プッカンサン)、冠岳山(クァンアクサン)など自然緑地エリア▽清渓川(チョンゲチョン)▽景福宮(キョンボックン)、北村(ブクチョン)付近--などが含まれるものとみられる。

同区域で建物を建てる際には、周辺の地形と調和できるよう、建物の高さと配置などが規制される。これまで市は地区単位の計画を立てる場合や16階以上のビルに対してのみ周辺景観を考慮するよう勧めていたが、市全体を対象に景観に配慮した誘導指針を作ったのは今回が初めてだ。



ソウルの景観損なう建物の建設認めない(2)

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